本日は宮城県は東北職業能力開発大学校へ一年ぶり来ております。

今年で4年目を迎える「大工棟梁検定」、今年は検定員としてお手伝いさせて頂いております。
今年は令和の大工棟梁検定と名が変わり、昨年よりも開催会場が増加しました。全国的に大工棟梁育成への関心が高まってます。
ここ宮城県会場でも棟梁を目指す志高く頼もしい若者と出会いました。19歳ながら礼儀正しく挨拶もしっかりできる素敵な学生さん、目が輝いていました。
見事1級に合格出来るよう期待しております。
古民家という日本の伝統が詰まった技術を未来へ繋げていくため、その技術は必要不可欠です。
その技術を伝承する為に職人育成することがこの検定の目的。
近い将来大工職人が一気に減ることは確実です。高い技術を持った職人がいなくなり、機械(プレカット)に頼った家づくりしかできず、難しい仕事ができなくなるかもしれません。
DIYの延長線上やにわか大工の増加で、プロとしての品質も低く、トラブルが多く発生することも懸念します。
古民家リノベーションに限らず、既存の建物を改修することは人間の身体でいう手術と同じ。
その手術方法はいくつかあるかもしれませんが、その選択や正確性、丁寧さ、スピード、高い成功率など手術する人にかかってます。
建物も同様、現場で動くその大工職人の腕と判断とやり方にかかってます。
そんな重要な立場である大工棟梁を育成することは、これからの住宅業界においては急務。
2019令和の大工棟梁検定宮城県

2019令和の大工棟梁検定宮城県

座学では棟梁として必要な知識を学びます。初めて聞く言葉や名称等多くあると思います。
講習後は筆記試験です。
2019令和の大工棟梁検定宮城県

2019令和の大工棟梁検定宮城県

2019令和の大工棟梁検定宮城県

2019令和の大工棟梁検定宮城県

午後からは実技検定。柱と桁組みを想定した造作を行います。110分以内で造作しますが、造ったそのものだけでなく、造る姿勢や態度、造り方等多岐に渡り厳しい目で評価されます。

本年度は11月で大工棟梁検定が終了します。

是非トライしてみたいという大工職人、あるは大工志望の学生さん、お待ちしております。

かなり勉強になりますよ。

 

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