いよいよ明日からスタートする2018年平成の大工棟梁検定。

今年で第三回を迎える一般社団法人全国古民家再生協会の事業で、昨年より3会場増え、北は北海道、南は宮崎県まで全国のポリテクカレッジ並びにポリテクセンターにて開催されます。

ベテラン大工職人が高齢化で次々に引退し、更には若手大工職人志望が少なく、大工職人そのものの減少が現在建築業界で問題となっております。

昔は小学生のアンケートで将来なりたい職業は「大工さん」が常に上位にランクインしておりました。

現在はユーチューバーなどに押され大工職人志望がランク外。

 

このままでは家を建ててくれる大工職人がいなくなり、工場生産されたプラモデル的な家しか建てられず、リフォーム、リノベーションなどの難しい仕事が出来なくなります。日本の伝統文化である古民家も修繕したりリノベーションも出来なくなります。これは大変な事なのです。

江戸時代なんかは村の住人の3割以上が木造大工職人で、ほとんどの住人が暮らしに関わる職人でした。

機械では出来ない手仕事は沢山あります。

職人の光る技術を絶やす事なく次世代に繋げていかなければいけません。これは誰がやるのか?

私達建築に関わる者が積極的に行動しなければならないのです。

「憧れの大工棟梁」を育てるために、今年も平成の大工棟梁検定実行委員会を主軸に全国を飛び回ります。

 

一人でも多くの大工棟梁を誕生させるべく、真剣に考えて取り組む同士達が気持ちを一つにしました。

先ずは今年1番目の会場である近畿職業能力開発大学校開催に向け

乾杯!

平成の大工棟梁検定事業

平成の大工棟梁検定事業

 

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